今こそ、ベトナム拠点を再定義する時

日本企業にとってベトナム展開は、2000年初頭は単なる「日本向けの安価な生産拠点」でした。そして今や米国や欧州市場と直結する「グローバル輸出ハブ」への急速に変貌を遂げました。
しかし、多くの日本企業はこの変化に対応できておらず、旧来のビジネスモデルに固執することで大きな成長機会を逃しているのです。
ベトナムは2018年を境に一気に貿易黒字国への転換を果たしました。今やベトナムは世界市場への結節点へ様変わりしているのです。
日本企業にとっての従来のベトナム展開の位置づけは、日本市場向けの持ち帰りを前提とした低コスト生産事業が中心でした。
しかし今やベトナムは市場別に製造、開発、販売を最適化する拠点として、チャイナリスクが拡大する中でのサプライチェーンのグローバルハブ化している経営環境の変化に追随できていません。今だ日本市場・日本企業向け海外生産拠点としてのビジネスモデルから変化していないままの企業が多いように思われます。
今問われているのは、ベトナムに対する考え方をアップデートし、ビジネスモデルの見直しとともにベトナム拠点のあり方を含むサプライチェーンの再構築で「どう世界とつながるか」の再定義が求められています。



